トラッキング管理

　トラッキング管理は、登録されたピンやトラックをトラッキング単位でリスト化し、トラッキング開始日時を選択することでその日に登録されたピンやトラッキングを地図上に表示できます。またトラッキングビュー選択ドラムで以下の情報を情報ビューに表示することが可能です。

• 標高グラフ表示（トラッキングでApple Watchを併用した場合は心拍数も併記）
• スプリットタイム表示
• トラック情報表示
• ピン／トラック情報出力（KML, GPX, CSV）
• ピン情報表示

　メニューのアイコンをタップするとトラッキング管理画面が表示され、ピンやトラックが登録されている場合は、トラッキング開始日時のリストがトラッキング選択ドラムに表示されます。ドラムから表示したいトラッキングを選択すると、上部の地図と下部の情報表示エリア（トラッキングビュー）にトラッキング情報が表示されます。

　トラッキングが行われ、トラック情報が記録されている場合、その高度変化を示す高度グラフをトラッキングビューに表示します。高度グラフは横軸に距離、縦軸に標高をとり、移動距離に対する標高の変化を見ることが出来ます。Apple Watchを併用し、心拍数が記録されている場合には合わせて心拍数もグラフ表示されます。なお、トラッキング内のトラックデータが０または１点の場合はグラフ表示は行いません。（標高グラフ表示アイコンが表示されません）

　グラフ内を左右にスワイプすることで、黄色の縦棒が表示されます。この縦棒の位置に該当する場所が、上部の地図の中心に表示されます。

　トラッキングが行われ、トラック情報が記録されている場合、一定距離に対する時間を示す一覧をトラッキングビューに表示します。移動距離が5km以上は1km毎のスプリット及びラップタイムが表示されます。移動距離が1km未満の場合は、スプリットタイム表示は行いません。（スプリットタイム表示アイコンが表示されません）一覧の行をタップすると、その行に該当する位置が地図上の中心に表示されます。

　選択したトラッキング情報に対するトラック情報をトラッキングビューに表示します。トラッキングビューに表示されたトラック情報一覧から１つのトラックをタップすると、その行に該当するトラックの位置が地図上の中心に表示されます。トラック情報一覧から１つのトラックを左スワイプすると「Delete」ボタンが表示され、ボタンをタップすることでトラックを削除することが出来ます。一覧から削除すると、地図上でも非表示となります。なお削除したトラックは復活させることが出来ません。

　選択したトラッキング情報をKMLやGPX(及びCSV)などの地理情報ファイルに出力します。トラッキングビューに表示されたファイルフォーマットをタップすると、選択したファイルフォーマットでデータが作成され、データをシェアするためのアクティビティビュー（iOS標準）が開きます。ここからデータをシェア（保存）する先を選択するとデータがそこに送信されます。（AirDropなどでPCに転送可能です）

　ここで出力されるKML, GPXは、以下のサイトで表示できることを確認しています。

KML

• 地理院地図(PC)→地図にドラッグ＆ドロップで表示可能(2021/01現在)
• GoogleMap(PC)→My Mapsからレイヤーのインポートで表示可能(2021/01現在)

GPX

• GoogleMap(PC)→My Mapsからレイヤーのインポートで表示可能(2021/01現在)

　選択したトラッキング情報に対するピン情報を表示します。トラッキングビューに表示されたピン情報一覧から１つのピンをタップすると、その行に該当するピンの位置が地図上の中心に表示されます。ピン情報一覧から１つのピンを左スワイプすると「Delete」ボタンが表示され、ボタンをタップすることでピンを削除することが出来ます。一覧から削除すると、地図上でも非表示となります。なお削除したピンは復活させることが出来ません。

　また、上部の地図上のピンにおいても、タップで日時表示、長押しで削除となります。